宇宙デリシャス episode.0 ~land~
OoooとyummyとCGは、それぞれにそれぞれの冒険へと出発した。
大きなうねりは静まり、凪のようだった。
「ある」ことを見つめ、旨味を見い出し、夢中になって遊び、
異なるエネルギーに自らを投影して学びあった、可笑しくて美しいコッッッセイを活かす旅へ。
それぞれの色をキラキラと輝かせながら、それぞれの流れの中で勇ましく進んだ。
それが何より ”らしかった。”
時は止まっているかのように、あるいはとても早く流れているかのように粛々と過ぎてゆき、それはまるで無の世界と変わらない程の静けさだった。
どれほど経ったのか分からない。
Ooooは自らの衝動と感動を頼りに、yummyは旨味の発掘をしに、
CGはコッッッセイを炸裂させながら、ある場所に辿り着いた。
そこは、眩い光が集まる世界。
あまりの眩しさに、光を放たぬ者は1秒たりとも居られない世界だった。
3つのエネルギーは、何億光年という冒険を経て、遊び、学び、研磨され、光そのものとなって、同じ場所に辿り着いのだ。
Land『ヨウコソ!キラキランド!
アナッタモ、アナッタモ、アナッタモ!スパーーーク‼‼ 』
landと名乗るエネルギーが軽やかに舞うと、凪のような世界に風が生まれ、空間は大きく波打った。
波を泳ぐ3つのエネルギーは再会に歓喜し、その喜びの波はとぐろを巻いて渦になった。
Landは、そんな彼らに拍車をかけるように言った。
land『ハッピーコレクション!シェアシェアーー!』
そして、自らがコレクションした色とりどりのスターダストを広げて見せた。
凄まじいほどのコッッッセイを放つスターダストが、弾けて飛び出し、波の渦を縦横無尽に滑っていった。
to be continued…