宇宙デリシャス episode.0 ~Harmony ‘O’f light~
Ooooが感動の雄叫びを上げ、イノチの巡りは始まった。
『宇宙』
それは、渦巻くエナジー、巡るイノチ。
それぞれがそれぞれの軌道を美しく描いて、精一杯に生きていた。
Ooooとyummy、CGそしてlandは、
宇宙の渦の中で、いつもいつでもいつまでも、星たちと戯れていた。
「ある」ことを味わい、旨味を活かし、個性を輝かせたエナジーが
ひとつの輪になって踊るさまは、まるでメリーゴーランドのように華やかだった。
みんな充分足りていて、みんな充分元気だった。
ある時 Ooooとyummy、CGとlandは加速する渦の中で、ひときわ神秘的な碧に包まれる星に出逢った。
『地球』
神秘的な碧の表面はゆらゆらと波打つように揺れていた。
Ooooとyummy, CGとlandはその星の魅力に吸い込まれるように近づいた。
すると驚くことに、波打つ碧い星は、微細なココロのオトを纏っていた。
Oooo『Oooooooooo!!』yummy『yummmmmy!!』
CG『コッッッッッセイ!!』land『トキ!!メキ!!』
彼らがココロを震わせると、星が呼応するように共振振動を起こした。
『地球』は、オトに乗せて、何かを伝えているようだった。
Ooooとyummy, CGとlandが そのオトを辿ってみると‥
なんとも鮮やかで、賑々しいハーモニーが聴こえてきた。
見事なまでに素を晴らし、異なる性質の音さえもが手を繋ぎ、巧みなバランスを奏でていた。
Ooooとyummy, CGとlandは、活気溢れるそのオトの虜になった。
しかしそのハーモニーは次第に散り散りに、今にも途絶えそうなほど微かなオトになっていった。
オトは小さくなるばかり。
波打つ碧い星は、何を伝えているのだろうか。
鮮やかで、賑々しいハーモニーは、どこか遠くへ行ってしまったのだろうか。
その星の碧く美しい揺らぎまでもが、その脈をそっと止めてしまいそうなほどだった。
to be continued…
to be